
レコード芸術誌【準特選盤】
平井千絵初のソロCD。
ショパン存命中の1840年にパリのプレイエル社によって作られたグランドピアノを使い、築400年近いオランダの教会で録音されました。 木の床のあたたかな響きと雰囲気のこの教会は、この録音を最後に閉鎖されることになってしまいました。
楽器に合わせ、ショパン、そして同時代のロシアの作曲家グリンカをカップリング。 ライナーノーツには、楽器入手から数年間かけた修復、新しい奏法の探求についての平井千絵の思いが綴られています。 パリの工房で、たいせつにつくられたプレイエルピアノのアンティークな音色が、聞く人の心にじんわりと染み渡ります。
ショパン作曲
エロルドとアレヴィのオペラ “リュドヴィク” の主題「私は聖衣を売る」 による 華麗なる変奏曲 作品12
ミハイル・イヴァーノヴィチ・グリンカ作曲
「祖国へのあいさつ」(1847年)より
- あるマズルカの思い出
- 舟歌
- 祈祷
ノクターン “別れ” ヘ短調
ショパン作曲
ノクターン 作品62-1
ノクターン 作品62-2
舟歌 作品60
子守歌 作品57
幻想ポロネーズ 作品61
マズルカ 作品56-2
品番:PPCA-616