Chie Hirai

Fortepiano , Clavichord , Modern Piano

2022.12.23 平井千絵 あるサロンの昼下がり〜フォルテピアノとカルテットで聴く、軽やかなピアノ協奏曲〜 

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平井千絵 あるサロンの昼下がり
~フォルテピアノとカルテットで聴く、軽やかなピアノ協奏曲~

日時:2022年12月23日(金)14時開場 15時開演
会場:自由学園明日館 講堂
チケット:<全自由席>一般 4,000円、ペア券 7,000円 (未就学児入場不可)
ペア券はムジカキアラでのみ取り扱い。平日10-18:00   03-6431-8186 にご連絡下さい。

<曲目>
モーツァルト:ピアノ協奏曲イ長調 KV414
ハイドン:ピアノ協奏曲へ長調 Hob XVIII-3
モーツァルト:ピアノ協奏曲変ホ長調 KV449 

<出演>
平井千絵(フォルテピアノ)
第一ヴァイオリン 丸山韶
第二ヴァイオリン 遠藤結子
ヴィオラ 佐々木梨花
チェロ 高橋麻理子

<内容>
ピアノ協奏曲をオーケストラ伴奏ではなく、少数精鋭の弦楽4重奏伴奏で、親密なアンサンブルの繊細さを味わっていただく演奏会。
有名なモーツァルト作品2曲に加えて、モーツァルトの師であったハイドンの作品も演奏されます。
現在ではピアノ協奏曲といえば、多勢のオーケストラ対、孤高のピアニスト、という緊張感をはらんだ構造が楽しまれています。
しかし、18世紀後半のウィーンではむしろ、弦楽四重奏を伴奏に、室内楽のひとつとして、気軽に演奏されることが多かったようです。
ピアノ協奏曲の出版に際し、モーツァルト自身が書いた新聞記事には、
『(…)管楽器を伴う大オーケストラでも、ヴァイオリン2部、ヴィオラ1部、チェロ1部による四声部でも演奏可能である(…)』と、あります。

大会場ではなく、サロンにぴったりのコンパクトな編成をアピールし、売上アップを狙ったことが読み取れますが、
当時使われていたピアノの前身、フォルテピアノと、当時の奏法を用いる弦楽器奏者による演奏によって、
当時の音楽サロンを想起させる自由学園明日館講堂で、軽やかにお届けします。
室内楽バージョンならではの、親密な高揚感をお届けできれば嬉しいです。(平井千絵)

 

 

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