「ぶらあぼ」 2008年12月号
柴田 克彦


 2008年10月22日にリリースされたCD 「ショパン : ピアノとチェロのための作品集」 が12月号で
 「今月の新譜 ぴっくあっぷ」の【一聴 必聴 この C D&DVD】 に選ばれました。
なお、執筆者の敬称などは省略させていただきます。ご了承下さい。


ショパン :
 @ 序奏と華麗なるポロネーズ ハ長調
 A ピアノとチェロのためのソナタ ト短調
 B ピアノとチェロのためのグランド・デュオ・
    コンセルタント ホ長調(フランコーム編)
ツェルニー :
 C ピアノとチェロのためのロンド・コンセルタント
    ハ長調

 鈴木秀美(チェロ) 平井千絵(フォルテピアノ)
 2008年7月 オランダ、 オンデア・デ・リンデン にて収録
 BMGジャパン(DHM) BVCD−31020    ¥2,854


 ピアノ作曲家のチェロ曲集。これは示唆に富んだ1枚だ。
ショパンの「ポロネーズ」は珍しいオリジナル版(化粧前の素朴さが愉しい!)であり、「グランド・デュオ」は録音も少なく、
ツェルニー作品はレアそのもの。

これらをピリオド楽器で聴けるだけでも価値は高いし、演奏自体も実に味わい深い。
面白いのは、ショパンをパリのプレイエル、ツェルニーをウィーンのベーム製のピアノで弾いていること。
この音あっての音楽かと実感させられ、ショパン作品もモダン・ピアノで見逃していたチェロとのコラボの意味を思い知らされる。

”百聞は一聴に如かず” でぜひ!
(柴田 克彦)  


このページの先頭へ